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『六月の満月』(一雫ライオン)が発売日を迎えました
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「『六月の満月』ができるまでの過程をブログで書いてもいいですか? たぶん3回くらいで終わるので」
とライオンさんに伝えたのが去年の12月で、実際に第1回目の記事をupしたのが12月8日。あれから3ヶ月半。全然終わりませんでした。3回くらいで、と思っていたのですが、『六月の満月』を振り返ると、「あれも書かなきゃ」とか「あの時のライオンさんの発言は外せない」とか色々出てきて、結局現在11回も書いてしまっていますが、まだ終わりません。
それが終わらないまま『六月の満月』が発売日を迎えてしまうというのも締まらない話ですが……申し訳ありません。何はともあれ『六月の満月』は本日(3月25日)に発売日を迎えました(※地域によっては明日以降並ぶ書店様もあるかと思います。ご容赦ください)
まず、ここに至るまで励ましの言葉やお力添えをくださった全ての方に感謝します。流星舎を立ち上げてから1年。本当にわからないことだらけでした。足りないものだらけでした。「これどうするの?」「あれどこにあるの?」の連続。そんな中でライオンさんと『六月の満月』(『十二の眼』も)のやり取りした日々は、僕の宝物になっています。なので、もちろんですが、ライオンさんに最大の感謝。
ないない尽くしではありましたし、それなりに心が折れる出来事もありましたが、嬉しいこともたくさんあったし、情熱が尽きることはなかったように思います。「『六月の満月』ができるまで」は美しい切り取りができる現象を中心に書いていますが、ライオンさんと言い合いになったこともありました。「そんな言い方ないでしょ」と思ったことだってあったし、「その言い方はないだろう」とライオンさんに言われたこともありました。良いことがあれば素直に喜び、嫌なことがあれば情けなく愚痴る。ライオンさんの体を気遣ったり、「書いてください」とムチ打ったり。そうやって、ライオンさんと一緒に転げるようにして過ごしたこの1年の喜怒哀楽が、『六月の満月』という作品には宿っています。
初校の原稿をもらって「これはまずい」と思ったあの日。直しの原稿をいただいて希望が見えたあの瞬間。Googleフォームが何かもよくわかってないまま四苦八苦しながら作業した深夜の仕事場。できたばかりプルーフを紙袋に入れてライオンさんと一緒に行った大阪の書店。ある知らせにライオンさんと飛び上がって喜んだ成田の喫茶店。あるメールに意気消沈し、別のメールでガッツポーツした松陰神社での数時間。カバーデザインのラフが来て興奮しながらライオンさんに電話した夕方の錦糸町。ひたすら書いた手紙、何度も書き直したメール。何より、読者の皆さんが『六月の満月』を楽しんでくれて、好きになってくれるためにライオンさんと毎日のように交わした長電話。そういった全てが、振り返れば愛おしいです。
そんな『六月の満月』とともに、流星舎は船出いたします。何卒よろしくお願いいたします。
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