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能町みね子さんとの青森で打ち合わせをしてきました

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青森は涼しいなあ。

そんなことを思いながら駅でコーヒーを飲んでいたら、財布をなくしていることに気づいて愕然。幸い、すぐに見つかったのでよかったのですが(駅員の方が親切にしてくれました)、財布をなくすと「カード止めなきゃ」とか「でも、今日の会食どうしよう」とか色々なことを考えなきゃいけないので、2度となくしたくないです。

というわけで、能町みね子さんと打ち合わせをするために青森に行ってきました。実は能町さん、数年前から東京と青森の二拠点生活をしているのです。青森には何回か行ったことがあるのですが、詳しいと言えるほどではないので、「せっかくだし行ってみたいな」ということで東北新幹線。

能町さんとは『うっかり鉄道』(文庫)や『私以外みんな不潔』でお仕事をご一緒したのですが、いつだったかご飯を食べながら青森トークで盛り上がったことがあります。津軽弁のこととか、気候のこととか。その流れで、「そもそも、なんで青森なんですか?」とか「実際に二拠点生活してみてどうですか?」とか「何気に二拠点生活のお金のこととか気になります」とか「猫はどうしてるんですか?」とか色々と教えてもらいたいことがあり、「それを本にしませんか?」となった次第。

今回の青森出張は、「せっかく青森のことを本にするんですから、青森行きます」と言って、能町さんにお時間をいたいだいて実現。能町さんの二拠点生活の全貌(?)を一冊にまとめるべく、近日中に連載を始めていただくことになりました。詳細は改めてお知らせするので、楽しみにお待ちください。

 能町さんに教えていただいた「古書らせん堂」。素敵な本屋さんで、丸谷才一『女ざかり』を購入しました。夜に能町さんと合流して「ますや」というお店へ。お店の親父さんが自身で採ってきたというヌメリスギタケモドキ(キノコです。何回教えてもらっても覚えられなかったのですが、改めて能町さんが教えてくれました)のバター炒めも絶品でした。あと、「ホヤミズ」を食べたのですが、うまかったです。「みず」は青森ではポピュラーな山菜らしいのですが、初めて食べました。青森行く機会があったらぜひ。